カテゴリー: 働き方
「エンゲージメント」とは? より活躍できる場を求めて能力の高い人材が企業を去ることは、当事者にとっては望ましいことかもしれないが、その企業にとっては大きな損失である。そこで、近年、個人(注)の成長を支援しつつ、それを企業 […]
人生100年時代の到来は「働きがい」を変える 2007年生まれの日本人の寿命は平均107歳と予測されている。人生100年時代は遠くない未来である。年齢層別労働力率(いわゆるM字カーブ)の谷はかなり埋まってきており、60代 […]
管理職の時間把握が義務に 管理職も労働時間を把握することが、2019年4月から義務化された。 「管理職も労働時間を把握、19年4月から義務化 厚労省」 (2018/7/30 日本経済新聞)https://www.ni […]
人口減少時代の「労働」 私たちの仕事は、長い歴史をかけてより多くの財を生み出す方向に進化してきました。特に近代になると「技術の進歩による生産性の向上」が重要な戦略の1つとして明確に位置付けられるようになりました。 まずは […]
職人のシステムは規模の経済を働かせにくい 職人社会が生み出した生産システムは、機能分化による生産技術の高度化をもたらしました。家内制手工業の誕生です。 しかし、一方で、より低い技術で生産可能な財は「規模拡大によるスケール […]
機能分離が創り出す強制労働 古代文明における「機能分離による効率化」の例としては、「奴隷労働」があげられます。今日の社会における職業は自己選択によるため、「奴隷」を職業の一つと捉えることに違和感を覚える人は少なくないと思 […]
封建制と農奴 中世ではローマ帝国の強大な中央権力や統治組織が失われており、地域社会を結び付けていた古い血縁制や部族社会の構造が変容していました。自身の生命・財産の安全の保障を近くの有力者との間の相互扶助関係に求めるように […]
「雇用者」も「法人」も貨幣循環を円滑化させるためのツール 雇用者を生み出す貨幣循環と法人を生み出す貨幣循環は、相補的に「貨幣を得る」行為を強化する働きを持ちます。因果関係で言えば、貨幣を得るために、商品を売る⇒商品を売る […]
人工的な「人」 手段の目的化によって生み出された雇用者のカウンターパートは“使用者”ですが、これらをひっくるめた概念、すなわち“法人”も近代の所産の1つです。法人は、人間、つまり「自然人」が効率的に生産活動、経済活動を行 […]
賃金上昇が期待できない時代 近代に「賃金労働」が誕生し、労働の主目的が「収入確保」となって数世紀が経ちました。日本においても戦後まもなくは主流であった自営業の割合は高度経済成長期を経て小さくなり、今や労働者と言えば賃金労 […]